Avatar

「アバターもえくぼ」と推定10万人の人がつぶやいた気もしないでも無い今日このごろ、皆様如何がお過ごしですか?

年始にアバターを3Dで見てきましたので感想などまとめておきます。

3D映像を実現するには、右目と左目に違う映像を見せなくてはいけないので、なんらかの方法で右目用と左目用の映像を分離する仕組みが必要なわけですが、日本では次の4種類の方式が普及しています。(以下2chから引用)

--------------------------------------------------------------------------
◆REAL D-
方式:円偏光フィルター
メガネ:最軽量・50円程度・持ち帰り可・使い捨て・常に新品・メガネ常用者用&子供用もあり・レイバンが唯一専用メガネを市販している
映像メリット:首をかしげても3D画像は崩壊しない。
映像デメリット:方式の特性上画面が多少暗く感じる。
◎劇場:ワーナーマイカルシネマズ、ユナイテッド・シネマ、シネマイクスピアリなど

◆DOLBY 3D-
方式:分光フィルター
メガネ:軽量・1万円以上・返却・アルコール消毒使い回し・運が悪いとメガネ曇ってる・メガネ常用者用&子供用なし
映像メリット:首をかしげても3D画像は崩壊しない。色再現性が他方式より高い。
映像デメリット:特にない
◎劇場:HUMAXシネマズ、T・ジョイ系列など

◆XPAND-
方式:液晶シャッター
メガネ:重い・5800円程度・返却・アルコール消毒使い回し・運が悪いとメガネ曇ってる・メガネ常用者用&子供用なし
映像メリット:首をかしげても3D画像は崩壊しない。
映像デメリット:方式の特性上メガネの液晶シャッター切替限界で画像がチラつく&暗い。
特性上スクリーンとメガネが平行になるようにしないとシャッターの偏光に阻まれさらに暗くなる。
レンズが小さいので メガネフレームが邪魔
◎劇場:TOHOシネマズ、MOVIX、109シネマズ、イオンシネマ、シネプレックス、シネマサンシャイン、新宿バルト9、新宿ピカデリーなど

◆IMAX デジタル3D-
方式:偏光フィルター
メガネ:軽量&視野が広い(子供用あり)・500円程度・返却・アルコール消毒使い回し・運が悪いとメガネ曇ってる
映像メリット:映写機2台使うため他方式より明るい。IMAX専用コンテンツ映像では他を圧倒するほどの3D映像になる。
映像デメリット:首をかしげただけで画像ブレて(乱視状態になる)
方式の特性上メガネがスクリーンに対して垂直・水平の状態を保たないと映像は崩壊する。
◎劇場:109シネマズ(川崎、菖蒲、箕面、名古屋)

----------------------------------------------------------------------------------

EXPAND方式は導入コストが低いので映画館にとってはいいのかもしれませんが、メガネの電池が切れているトラブルがあったり画質がイマイチだったりするので、それ以外の劇場を選んだほうがいいでしょう。

うちの近所の映画館はDolby3Dだったのですが正直、ちょっとコントラストが低い印象を受けました。純粋に画質重視の人は2Dで見るのがいいかもしれません。また、映像自体も何かがガンガン飛び出してきてびっくりするような演出は控えめなので、期待しすぎるとがっかりするかもしれません。飛び出るというよりは奥に広がっているという表現がふさわしいですね。

ストーリーの方は、かなり宮崎駿テイスト(ナウシカ+もののけ姫)が入っている気がしましたが、ジェームス・キャメロンぽく良くまとまっているのではないでしょうか。船が沈むだけのタイタニックよりは個人的には好きです。テンポも良いので2時間半以上の上映時間もあまり退屈せずに見れました。途中ばら撒いた伏線をちゃんと回収するあたりはさすがですね。仁の脚本家は見習ってほしいものです。

問題は料金。前売り券を使って1600円で見たので許せるレベルですが、このデフレの時代に2000円だとさすがにちょっと高いですね。2人で見たら4000円。スーパーマリオ買えちゃいます。1000円で見れれば満足なんだけどなぁ。

長くなりましたが、一言で言うと、悪くない映画です。今年は3D元年といっていい年で、テレビやブルーレイなども3Dに対応した製品が次々と出てくる予定ですしまあ一度体験しておいても良いかもしれません。3Dに興味ない人は1000円の日に見ましょう。

コメント