さて、今回はHDRの話など。
まずは1枚目写真を見てください。
このような逆光のシーンでも人間の眼は非常に良くできていて、背景の空の青さと、木の幹のディテールを同時に認識できるわけですが、カメラだとそうは行きません。背景に露出をあわせると木の幹は黒つぶれしますし、木の幹に露出をあわせると背景は真っ白に飛んでしまいます。(正直、この写真はギリギリのところで良くバランス取れていると思います。)
次に下の写真を見てもらうと、木の幹が明るいのに背景も飛んでいないことがわかると思います。これがHDRによる撮影です。露出を変えて複数の写真を撮って合成して実現しています。三脚とPhotoshopとか使えば今までもできていたのですが、NEX-3はそれをカメラ側でやってくれます。合成処理も一瞬で終わりますし、ずれも調整してくれるので三脚いらずです。
効果を分かりやすくするために、強めに効かせているのでちょっとCGぽいですが、なかなか使える機能だと思います。
NEXには他にもスイングパノラマとか、人物ぶれ軽減モードとか、いろいろとハイテク?な機能が盛り沢山です。ちょっと残念なのは、HDRを使うにはメニューをもぐっていって選択しないといけないことなんですけどね、、、、いっそ撮影モードの1つにしちゃってもよかったん じゃないかなぁという気がします。

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