ビルトイン食洗機の水漏れエラー

使い始めて2年半ほどのパナソニックのビルトイン食洗機(NP-45MD6W)が水漏れエラーで途中で止まるようになってしまいました。

ということでとりあえず分解。
DIYで取り付けたので、取り外し自体はすんなり出来ましたが、分解は多少面倒でした。
据え置き型の分解の情報はたくさんあるのですが、ビルトインは情報少ないんですよね。

取り外し方が分からない方は、設置説明書を参考にすると良いでしょう。パナソニックはこういう情報が豊富で良いですね。

本体を引き抜き、上のパネルをはずしてスライドする上蓋の横のネジを外してみると中が見える状態になります。

上の黒いコードがつながっているのが水漏れセンサー


確かにほんの少し水が溜まっています。
ですが、ホース等には特に問題なく、水漏れ箇所を特定できませんでした。
上の蓋から水が伝って漏れるケースもあるようなので、一時的なものだと良いなぁと漏れていた水を拭きとって元に戻しました。

ですが試運転で水漏れ再発、、、、

いくつかの事例をWebで調べてみると、水位センサーのフロート周りの油汚れが原因であるケースがあるようです。

というわけで、数日後に再び分解。
上からアクセスしてもフロート周りを触るのが難しいので、今度は後ろのパネルを外しました。
ネジをはずすだけなので、こちらのほうがお勧めです。
上のパネルを外した状態では水が漏れちゃうので動作させられませんが、後ろのパネルはなくても動かせるので、パネルを外した状態で動作させて水漏れ箇所を特定するのも良いかもしれません。


真ん中の三角形の白いケースがフロートを含む水位センサーです。黒いカバーを取り外した状態。
この白いケースの中にフロートがあり、水位に応じて上にあるスイッチが押されます。ケースのふたを取り外したのが下の写真です。

水位センサーの中身
このケースの中にビッチリ油が付着しているようなケースがあるみたいですが、比較的きれいな状態でした。ですが、底にある穴に油汚れが付着し、膜状になっています。
キッチンペーパー等を突っ込んで汚れを取ったのですが、奥のほうの汚れがどうしても取れませんでした。

そこで、ペットボトルとストローを使って以下のような道具を作って、汚れを吸い取ると綺麗になりました。
鼻水を吸い取るのと同じ原理
その後、水位センサーを元に戻し、後ろのパネルが取れた状態で少し動かしてみましたが、水漏れの気配はありません。

パネルを戻して、本体を元の場所に押し込めば作業完了です。
本体が重いのと、ホースが短いと元の場所に戻すのに苦労するので腰を痛めないように気をつけましょう。

試運転して、問題無く動きました。ヤター
あれくらいの油汚れで水漏れするのかなぁという疑問もあるのですが、とりあえず直ったみたいです。再発しないことを祈ります。

ちなみに、これくらいの修理だと、1万3000円くらいでやってくれるようです。
機構的にはシンプルなので、水漏れなら自分で直せるケースが多いのではないかと思いますが、こういう作業が好きじゃない人は、素直に修理依頼したほうが良いかも知れませんね。

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