ザリガニをまじめに飼ってみるよ

幼稚園のお祭りでザリガニをゲットしてきました。
ちゃんと確認してないけどたぶんメスです。
料亭におろされているザリガニで、食べることもできるらしい、、、

で、そんなザリガニちゃんですが、大き目の虫かごに水を5cmくらい入れてあげて、スルメを少しあげて一晩たったら、すでにすげー臭い、、、
ザリガニ=臭いというイメージの人は多いのではないでしょうか?

ですが、調べてみると実はそんなことは無く、ザリガニはペットとして非常にオススメできることが分かったので、お勧めポイントをまとめてみたいと思います。

1.臭くない
ザリガニが臭い(と思われている)大きな原因は、少ない水で育てるという、間違った飼い方をされているためです。ザリガニは水棲の生き物なので育てるときに陸地は要りません。熱帯魚と同様に水槽でたっぷりの水で育ててあげるのが正しい飼い方です。
水を多くすると、水質や水温が安定しますし、臭くなりにくいです。ただし、水深を深くすると酸欠にならないようにエアレーションしてあげる必要があります。

実際に、水を多くして飼ってみると、においはほぼ無しと言って良いです。カブトムシの臭いのほうがよっぽど気になります。

2.初期費用が安い
ザリガニ自体も簡単に手に入れられますが、必要な道具もそんなに高いものは必要ありません。
ホームセンターに行くと、金魚飼育セットが1500円前後で売られているのでまずはそれを使うのが良いでしょう。こんなのです。
金魚のお部屋Sを買ってみました。

ポンプ、簡易ろ過装置などがついてこの値段ですから、そんなに高く無いですよね。
あとは、下に敷く石を2kg程度と、隠れ家となるパイプみたいなものをいれてあげればOKです。温度管理も必要無いので、ヒーターやクーラーもいりません。

ちなみに、ザリガニは共食いするので、1匹での飼育が基本となります。子供を生むと大変なことになるので、ペアで飼うのもNGです。1匹でも30cm以上の水槽が良いでしょう。自分は30cmのを買いましたが、正直もう少し大きくても良かったかなと思います。

エサはザリガニ用のエサが楽でよいでしょう。200円程度です。

3.飼うのが楽
ザリガニは基本的には強い生き物なので、飼うのが楽です。
ろ過装置がついてるなら、1週間に1度程度、1/4くらいの水を交換すれば良いです。
エサも1日おき程度で十分ですし、1週間程度旅行にいっても大丈夫です。エサはあげすぎると水が臭くなるので食べきれる量にしましょう。

4.うるさくない
カブトムシとかは実は、夜すげーうるさいんですね。その点、ザリガニはうるさくないです。唯一、ポンプの音と、エアレーションの空気の泡のはじける音がしますが、ポンプの音は先ほどのキットのポンプでもそこまでうるさくないですし、気になる人は下のようなピエゾ素子を用いた静かなポンプを購入すれば良いでしょう。空気のはじける音は、むしろ癒されるレベルです。
ニッソーのMUTE S


5.意外とカワイイ
これは飼ってみて分かったのですが、ザリガニは意外とカワイイです。基本的には夜のほうが活発みたいですが、昼間でも歩き回ったり、こっちにはさみを広げて見せたりと、見ていて飽きません。カブトムシとか昼はもぐって出てきませんしね、、、


というわけで、ザリガニ、非常にお勧めです。

あ、脱走には気をつけてくださいね。水槽に蓋は必須ですし、隙間があるとそこから出ようとしてきますので、何かしらの方法で塞いでください。

こんな感じです。2000円以下でこの環境が手に入るのですから安いものです。






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