標本箱を作ってみたよ

8月にカブトムシさんが1匹お亡くなりになったので標本にしてみました。そろそろ乾燥が完了しつつあるので、標本箱を物色していたのですが、買うとけっこう高いのですよね。
調べてみると自作している人も多いようなので自作してみることにしました。


ベースはIKEAのRIBBA。299円。

やはりガラスの方が見栄えが良いようなので、ガラスのフォトフレームを物色し、サイズ、厚み、値段等を考慮して、IKEAのRIBBAを選択しました。もともと厚みがあるのでもしかしたら加工無しで行けるかもと思ったのですが、1cmほど厚みを追加したほうが良さそうです。そこで、角材で枠を作り、後ろに貼り付け、内側にスチレンボードで壁をつくってあげて、もともとの裏蓋?をかぶせて活用する方向で作ってみることにしました。

まずは、ガラスをボンドでフレームにくっつけます。接着剤を塗りすぎてはみ出ましたが、乾いてから処理することにします。

ダイソーのカラーボード厚さ5mm(100円)。中にピッタリ収まるように貼っていきます。
ボードをカッターで切り、フォトフレームの内側に両面テープで貼り付けていきます。裏には9mmの角材を貼ることにしました。裏蓋の厚み+ボードの厚みが約8mmなので、1mmくらい飛び出るイメージで作ります。ですが、定規をあてて適当に切ったので精度はかなり悪かったです。しかもカッターが切れず、切断面があんまり綺麗じゃない、、、手前側は見えないので汚い面をなるべく手前に持ってきます。

厚みのチェック。クリアランスは2mm程度なのでけっこうギリギリでした。
ちなみにこのボードは展足の際に便利だということで購入したものでした。
ダイソーで1cmの角材もあったのですが、あまりにチープなので、ホームセンターで9mmの角材(栂)を買ってきました。150円程度。なんとなく45度でカットしたほうがかっこいいなぁと軽い気持ちでのこぎりで切ってみたら精度がヒドイので隙間が空いて返ってダサイ。ガイドみたいなのを使ったほうが良いですね。普通に切っておけば良かったか、、、

隙間はパテで埋めますかね、、、、この白い出っ張りの部分に裏蓋をのせる感じになります。ガタガタですが見えないのできにしなーい。
釘を使おうか迷ったのですが、大して力もかからないだろうということで、ボンドのみで固定しました。そして裏蓋にもボードを貼って、固定するための金具を取り付けます。トンボというらしいのですが、ホームセンターにはプラスチックのしかなかった、、、ちょっとダサイけど妥協します。

スタンドもそのまま活用できますが、重心が前よりなので、不安定です。
スキマとトンボの色が気になりますが、ツートンで意外と良い感じ?
ってことで完成!けっこう高級感あるわー。合計500円程度とは思えないです。
手間や気密性を考えると2000円程度で既成品を買うのもありかもしれませんが、フォトフレーム+スチレンボードはかなり使える組み合わせです。フォトフレームを2枚重ねで使えば角材の加工の手間も省略出来ますので、検討の余地はありかと思います。



次回は実際にカブトムシを入れてみます。

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